投稿日時 2014-01-21 15:26:12 投稿者 ![]() 立田 このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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「たとえわかってあげられなかったとしても、 あなたがいっしょにいたことは、 かたつむりさんにとってうれしいことだったと思うわ」 「ほんとうに?」 バクはおもわずききかえしました。 「ええ。だれでも、ともだちが つらいこと かなしいことをわかろうとしてくれて、 いっしょにいてくれたらうれしいもの」 バクは夜空をみあげました。 かたつむりといっしょにみたときと同じように、 星はきらきらとうつくしくひかっていました。 バクのおんなのこもバクのとなりで星をながめていましたが、しばらくしてから言いました。 「あなたさえよければ、これからいっしょにたびをしましょう。 そのうちあなたにもわかるでしょう」 こうして、バクはバクのおんなのこといっしょにたびをすることになりました。 |
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