タイトル | ばくとかたつむり05 | ||||
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コメント | 「バクさん、バクさん」 ちいさな声によばれて目をさましたバクは、 なんだかくらくてつめたいばしょにずっとひとりでいたような気がしました。 でも、ほんとうはまったくそんなことはなく、 あたたかなお日さまがバクをぽかぽかとあたためていました。 もうおひるになっていたのです。 バクは起きあがると、あおぞらをみあげて、 それからいちめんのキャベツ畑をみまわしました。 そして、バクをおこすために、 バクの耳のそばのキャベツの葉っぱのうえにでてきたかたつむりをみました。 かたつむりはとてもちいさくて、そしてやっぱりかなしそうでした。 さっきまでのわるい夢は、かたつむりのわるい夢だったんだろうかとバクは思いました。 「やっぱりぼくにはきみの言ったことがよくわからなかったよ。 でも、なんでかわからないけれど、 きみの かなしいこと つらいこと ぜんぶわかってあげられたらなあって思うよ」 それから、バクはおそるおそる言いました。 |
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iコード | i96988 | 掲載日 | 2014年 01月 21日 (火) 14時 50分 01秒 | ||
ジャンル | イラスト | 形式 | JPG | 画像サイズ | 400×400 |
ファイルサイズ | 16,907 byte |
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