タイトル | ばくとかたつむり04 | ||||
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コメント | バクは夜空をみあげてみましたが、 星はきらきらとうつくしくひかるばかりで、 かたつむりの言っていることはさっぱりわかりませんでした。 「きみの言うことはぼくにはよくわからないよ」 バクはしょうじきに言いました。 「でも、もうちょっとしたらわかるかもしれない。 もうちょっと、いっしょにいてもいいかなあ」 かたつむりはおどろいたようでしたが、ちいさな声で「もちろんです」といいました。 そこで、バクはキャベツのとなりにすわりこみ、2ひきはならんで夜空をみあげました。 星はあいかわらずかがやきながら、ゆっくりとうごいていきました。 バクがたいくつして話しかけると、かたつむりはちいさな声でへんじしました。 かたつむりはもの知りでした。 バクはかたつむりとしゃべるのがとても楽しかったのですが、 おなかがいっぱいでつかれていたので、そのうちねむりこんでしまいました。 そしてはっきりとおぼえていないけれど、夢をみたようでした。 これはとてもめずらしいことでした。 ほかのひとのわるい夢をたべるバクは、いつもじぶんでは夢をみないからです。 |
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iコード | i96987 | 掲載日 | 2014年 01月 21日 (火) 14時 50分 01秒 | ||
ジャンル | イラスト | 形式 | JPG | 画像サイズ | 400×400 |
ファイルサイズ | 21,410 byte |
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