投稿日時 2014-01-21 14:32:18 投稿者 立田 このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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バクは、やっとみつけたわるい夢をぱくぱくたべながら、 道のよこにひろがるキャベツ畑に入っていきました。 ごろごろころがっているキャベツをじょうずによけて歩いていくと、 ついに黒いもくもくが大きなキャベツから出てきているのを見つけました。 さいしょはキャベツがわるい夢をみているのかと思いましたが、どうやらちがうようです。 バクは黒いもくもくのかたまりをごくんとのみこみながら、キャベツをのぞきこみました。 すると、キャベツの葉っぱのかげで、 1ぴきのかたつむりがしくしく泣きながらねていました。 どうやらわるい夢をみていたのはこのかたつむりのようです。 かたつむりのからの中から、黒いもくもくがむくむくとわき出てきています。 バクはえんりょせずに、かたつむりのわるい夢をどんどんたべました。 でも、バクがたべてもたべても黒いもくもくはへりません。 かわいそうなかたつむりは、夜の間ずっと、 からの中にとじこもって、わるい夢を見つづけていたのです。 バクはとうとうおなかいっぱいになってしまいました。 |
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