投稿日時 2014-01-21 14:31:12 投稿者 立田 このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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ある星のあかるい夜のことです。 おなかをすかせたバクがあるいていると、どこかから黒いもくもくが流れてきました。 ふしぎなことに、この黒いもくもくはふわふわういていましたが、とてもねっとりしていて、そしてすごくいいにおいがしました。 バクはしばらくにおいをかいでみてから、ぱくりとひとくち食べてみました。 すごくおいしい! この黒いもくもくは、バクのだいこうぶつ、だれかのわるい夢だったのです。 ですから、こんなにたくさん黒いもくもくがあるということは、どこかでだれかが、とてもたくさんのわるい夢をみているということなのでした。 バクはとてもはらぺこだったので、黒いもくもくをもぐもぐたべながら、だれがわるい夢を見ているのかさがしました。 このバクは、これまでずっとこうやってだれかのわるい夢をさがしながら、ひとりたびをしていたのです。 |
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